副腎皮質ステロイド薬によるメニエール病の症状の治療法

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めまいや難聴、耳鳴り、耳閉塞といった症状が生じるのがメニエール病です。

 

ほぼ全ての患者に共通するのが継続するめまいであり、数十分から数時間という長い時間に及ぶめまいは耐え難いと感じる人も多く、医療機関を受診して治療を求める人が多くなっています。

 

その原因となっているのが内耳に溜まってしまったリンパ液であり、それによってリンパ水腫ができてしまっていることが耳の機能に影響を及ぼしています。

 

一方、めまいは我慢することができるという人も比較的多いのも事実です。

 

しかし、耳が聞こえなくなってしまうのは大きなストレスであり、その治療を求めるというケースはさらに多く、難聴になってようやくメニエール病とわかるケースも少なくありません。

 

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メニエール病によって難聴になってしまった場合にはその治療をする方法はそれほど多くはありません。

 

最も頻繁に用いられている方法は副腎皮質ステロイド薬であるプレドニンを使用するという方法です。

 

副腎皮質ステロイド薬は内服により使用することもできますが、難聴の症状がひどい場合には大量投与を試みなければならない場合もあり、そのときには点滴を行うのが一般的です。

 

一方、ステロイド剤による薬物療法では内耳に直接薬剤を注射する方法が用いられる場合もあります。

 

それによってめまいを速やかに抑えることができるというメリットがあり、早期に行うことによって改善が見られるという報告もあることから注目を浴びている治療法の一つとなっています。

 

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