メニエール病のめまいを抑えるのに役立つ薬と眠気の副作用
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メニエール病は回転性のめまいを代表とする耳の機能不全由来の症状が表れる疾患です。
中耳にリンパ液が溜まってしまうことによってめまいや難聴などの症状が生じるということに特徴があり、生活の質を著しく低下させてしまうことになります。
しかし、その原因がはっきりと特定されているわけではなく、多くの場合には社会において大きなストレスを受け続けたことによって生じてしまっているとされています。
そのため、薬を用いた治療では根本治療が難しいのが現状であり、対症療法を行っていくというのが基本方針となります。
その際に用いられるのが抗めまい作用や精神安定作用をもつ薬であり、それによってめまいの症状やそれに伴う嘔吐を抑制することができます。
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メニエール病の治療に用いられる薬として用いられるものの中には副作用として眠気が生じるものがあるということには注意が必要です。
これから運転をするというときや、集中することを必要とする作業をする場合には使用しないことが必要になるからです。
抗めまい作用をもつものの場合には内耳の血流量を増加させることがそのメカニズムであることが知られていますが、それにともなって眠気や頭痛が生じる場合があります。
一方、精神安定作用は主にはヒスタミン受容体を介して発揮されているものです。
そのため、風邪薬に入っている抗ヒスタミン成分と同様に、眠気を副作用として生じやすいという特性を持っています。
そういった点には注意して服用していくことが大切です。
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