突発性難聴を発症していても飛行機に乗れるか否かについて等

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突発性難聴とはその名前からも分かるように難聴の一種で、突然症状が現れるという点が特徴となっています。
人間の耳は耳穴から鼓膜までの外耳と呼ばれる部分と、鼓膜から奥の部分にあたる内耳とに大きく分類出来ます。
突発性難聴はこのうちの内耳の中にある蝸牛という部分に、何等かの障害が発生する事で発症すると言われています。
この疾患は基本的には左右どちらかの耳にだけ発生しますが、稀に左右同時に発症してしまうケースもあります。
 突発性難聴を引き起こす蝸牛の障害が発生する原因については、今も明確になっておらず研究が続けられています。
何等かの細菌やウイルスへの感染説、循環機能の障害説等がありますが特定には至っていないです。
 突発性難聴を発症した場合に現れる症状としては、病名にもあるように難聴が最も代表的な症状となっています。
それ以外にも難聴が起きる前に耳鳴り等の前兆症状が現れたり、難聴と一緒にめまいの症状が現れたりする人も少なくないです。

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 突発性難聴を発症した疑いがある場合には、出来るだけ速やかに病院を受診して治療を受けるのが望ましいと言われています。
何故なら治療開始が遅れれば遅れるほど、治療による難聴改善効果が低下してしまうからです。
 突発性難聴の治療方法としては薬物療法を行うのが一般的で、循環改善薬やビタミン薬等の処方が行われます。
また難聴に伴ってめまいの症状がある場合や、著しく聴力が低下している場合等は高い治療効果を得るのが難しい事が多いです。
 ちなみに突発性難聴を発症している場合に、飛行機に乗れるのか否かが気になるという人も多くいます。
確かに仕事等の関係で飛行機に乗れるようにする必要がある人もいるので、確かに乗れるか否かは気になるところです。
この疾患を発症している時に飛行機に乗れるか否かについては、症状の悪化を招く事もあるのでおすすめは出来ないと言えます。
 飛行機に乗る事で耳が急激な気圧変化に晒される事になるので、それに患部が耐え切れずに悪化してしまう事があるのです。
しかし状態がある程度安定していて自分で耳抜きが可能な場合には、飛行機に乗れるというケースもあります。
そのため自分が飛行機に乗れるか否かについては、担当の医師に相談をして確認する事が大切です。
また相談の結果飛行機に乗れる事になって実際に乗って、飛行機から降りた後に症状が強く出た場合にはすぐに病院受診をする必要があります。

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