蝸牛型メニエール病に運動が与える影響について等

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蝸牛型メニエール病とはその名前からも分かるように、メニエール病の種類の一つだという事が出来ます。
メニエール病とはめまいを代表的な症状とする疾患で、周囲がグルグルと回転するような不快感を感じる事が多いです。
メニエール病の発症には耳の中のリンパ液の過剰が関わっていますが、それ以外の部分に関しては不明な点も多くあります。
 人間の耳は耳穴から鼓膜までの外耳と呼ばれる部分と、鼓膜から奥の内耳と呼ばれる部分に大きく分類する事が出来ます。
蝸牛型メニエール病はこのうちの内耳の中にある蝸牛という部分でリンパ液が溜まり、蝸牛が浮腫んだりする事で発症すると言われています。
 蝸牛型メニエール病はめまいの症状が現れる一般的なメニエール病の前段階とされていて、症状等は比較的軽度であると言われています。
しかし軽度だからと油断して放置を続けると少しずつ症状が悪化して、最終的には一般的なメニエール病まで発展してしまう事もあるので注意が必要です。

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 蝸牛型メニエール病を発症した場合に現れる症状としては、キーンという高い音の耳鳴りや低音難聴等が挙げられます。
メニエール病と聞くとめまいの症状がよく知られていますが、蝸牛型メニエール病はめまいの症状が現れる事は少ないです。
 蝸牛型メニエール病の治療方法は、一般的なメニエール病と基本的には同じ方法を用いるとされています。
具体的には大きい音等の強い刺激を遠ざけて、血流循環を改善させる薬等が処方される事が多いです。
 また蝸牛型メニエール病を発症している人の中には、運動が良い影響をもたらしたという人も少なからずいます。
運動が蝸牛型メニエール病にもたらす良い影響とは、全身の代謝が上がるという影響の事です。
 運動をすると全身の代謝が上がって血流が活発になり、この影響によってリンパ液の流れも良くなります。
前述したようにこの疾患は蝸牛にリンパ液が溜まる事で発症するので、運動で蝸牛のリンパ液の流れが良くなり症状が改善する事があるのです。
 ただし激しい運動をすると運動そのものがストレスとなるとされていて、このストレスの蓄積の影響で症状が悪化する可能性があります。
そのためこの悪影響を回避するにはジョギング等ではなく、ウォーキング等の軽い有酸素運動をする事で良い影響が期待出来ます。

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