メニエール病の症状にしびれはあるか

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メニエール病は、耳の奥にある内耳に異常がおこり、めまいや耳鳴り、難聴がおこります。
命にかかわる病気ではありませんが、激しい症状で心身ともに疲弊し生活に大きな影響が出る病気です。
原因は不明ですが、関係が深いものとして、内耳リンパ水腫があります。
しかし、なぜこの水腫ができるのかはよくわかっていません。
30歳から50歳の男性に多い傾向があり、さらに、この病気になりやすい性格としてメニエール気質がというものがあげられます。
これは、神経質、几帳面、まじめ、完璧主義といった性格タイプです。
これらの年代は仕事のストレスが高くなりがちであり、さらにその性格から無理をかさね、疲労を蓄積することが発症の引き金になりやすのです。

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めまいがあるから必ずメニエール病であるとは限りません。
この病気には診断基準があります。
特徴はふたつです。
それは、めまいとともに耳鳴りや難聴などが必ずいっしょにあらわれることです。
難聴が進むと日常会話もままならなくなります。
突然のめまいが起こり、立っていられない、歩けないなどという状態になると動転してしまい。
そちらに気をとられるので、多くの人は難聴になかなか気づきません。
また、これらは何度も繰り返しおこります。
1回のめまい発作は30分から長くても2時間ほどでおさまります。
そのため、何日もめまいが続くのは、別の病気を疑います。
また、手足がしびれたり、意識がなくなったりといった神経症状はおこりません。
これらが出る場合には脳梗塞、脳血栓、脳腫瘍などが疑われます。

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