めまいを伴うメニエール病、軽度な症状のうちに対策を

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メニエール病は、若い女性がストレスでめまいを起こす病気などと考えられています。

 

実際は耳の病気で、ストレスや寝不足など体の不調が影響して症状が出ると言われています。

 

特に働き盛りの20代から30代に多い病気とされています。

 

耳の構造は、音を集める外耳と音の振動を増幅して伝える中耳、さらに振動を電気信号に変えて脳に伝える内耳から成ります。

 

また、内耳はバランス感覚を司る器官でもあります。

 

内耳の蝸牛という部分はリンパ液で満たされており、リンパ液の揺れが感覚細胞に伝わることで電気信号へと変換されます。

 

また、バランス感覚を司る三半規管もリンパ液で満たされています。

 

そのリンパ液が溜まりすぎて水膨れ状態になることが、メニエール病を引き起こす原因なのです。

 

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メニエール病は、難聴やめまいの症状が出る病気です。

 

音の伝達を司る蝸牛が水膨れ状態になるため、耳が聞こえにくくなり詰まったような感じになります。

 

また、バランス感覚を司る三半規管も同様な状態になると、激しいめまいを感じるようになります。

 

最近では軽度な症状で、難聴のみの蝸牛型メニエール病というものもあります。

 

その言葉の通り蝸牛が水膨れ状態になることで起こり、メニエール病の前段階と言われています。

 

悪化することもあるため、軽度の内に対策を取っておく必要があります。

 

治療はめまいを止める薬や安定剤が処方されますが、根本的な治療にはならないようです。

 

やはり、ストレスや健康管理をきちんとすることが大切です。

 

薬を服用してめまいなどの症状を抑えつつ、ストレスや体の不調を取り除くように心がけましょう。

 

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