突発性難聴が治る確率について等

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突発性難聴とはその名前からも分かるように難聴の一種で、症状が突然現れるという点が特徴になっています。
人間の耳は耳穴から鼓膜までの外耳と呼ばれる部分と、鼓膜の奥の内耳と呼ばれる部分に大きく分類出来ます。
突発性難聴はこのうちの内耳の中にある蝸牛という部分に、何等かの障害が発生する事で発症すると言われています。
この疾患は基本的には左右どちらかの耳だけに起きるのですが、稀に左右同時に発生するケースもあります。
 突発性難聴を引き起こす蝸牛の障害が起きる原因については、今のところ分かっておらず研究が続けられています。
何等かの細菌やウイルスへの感染説や、循環機能の異常説等がありますが特定には至っていないです。
 突発性難聴を発症した場合に現れる症状としては、病名の通りに難聴が最も代表的な症状となっています。
それ以外にも難聴になる前に耳鳴り等の前兆症状が現れたり、難聴と一緒にめまいの症状が現れるという人もいます。

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 突発性難聴の治療方法は薬物療法を行うのが一般的で、循環改善薬やビタミン薬等が処方される事になります。
また聴力の低下が著しかったり、難聴と合わせてめまいの症状がある場合には治療で完全に治る可能性は低い事が多いです。
 突発性難聴の治療にあたってはどれだけ早く治療を開始したかが重要で、この違いが治る確率の差に影響します。
この疾患を発症した疑いがある場合にその当日か数日以内に病院を受診すれば、かなり高い確率で難聴が治ると言われています。
これに対して発症から1ヶ月以上経過してから病院を受診した場合、かなりの確率で治るのは難しいと言われています。
 一般的に突発性難聴が治る確率については30%程度とされていますが、これは患者全体に対する確率となっています。
つまり治療開始が遅れた人を除いて治療開始が早かった人だけを見れば、治る確率はかなり高くなります。
突発性難聴が治る確率を上げるためには、発症した疑いに気付いてから48時間以内に病院を受診するのがポイントです。

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