10代や20代で発症するメニエール病はめまいの症状が起こります
突然、回転性のめまい発作が起こる症状にメニエール病があります。
主な症状にめまいだけでなく難聴や耳鳴り、耳が塞がれたような閉塞感が起こります。
数分から数十分すると発作は治まりますが、酷くなるとめまい発作が何度も繰り返し起こります。
10代から20代では生活環境やストレスから発症することもあり、30代から50代の特に女性に多く発症する傾向があります。
メニエール病の主な原因に睡眠不足や過労があります。
10代や20代ではあまり意識しない場合もありますが、年を重ねるにつれて日頃からストレスを溜めず、生活環境を整える事で予防することができます。
特に過剰な飲酒や喫煙、塩分の取り過ぎは内耳に負担を掛けてしまいます。
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メニエール病が起こる原因に、内リンパ水腫があります。
これは内耳周辺のリンパがむくむ症状で、血流が悪くなったり周辺の三半規管に負担を掛けます。
三半規管はバランス感覚を司る器官で、内耳と隣接しているために耳の症状やめまいが起こります。
内リンパ水腫を改善させるためには、循環改善薬や利尿薬を使用することで症状を軽減させます。
また、突然のめまいに不安を感じる場合も多く、抗不安薬と併用します。
高齢になると自律神経の乱れから引き起こすこともあり、更年期障害の治療をすることで改善する場合があります。
吐き気やめまいが従来の薬物療法によっても改善されないためには内耳へ直接注射で投与する事もあり、専門医と治療方針を相談するとよいでしょう。
メニエール病は発症したら早期の治療が大切です。
程度が軽くてもなるべく早く耳鼻咽喉科へ受診しましょう。
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