蝸牛型メニエール病の薬の効果や治療期間について等

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蝸牛型メニエール病とはその名前からも分かるように、メニエール病の種類の一つだという事が出来ます。
メニエール病とはめまいを代表的な症状とする疾患で、周囲がグルグルと回転するような不快感を感じる事が多いです。
メニエール病の発症原因については内耳の中のリンパ液の過剰が影響している事は分かっていますが、それ以外は不明な点が多くなっています。
 蝸牛型メニエール病は内耳の中にある蝸牛という部分にリンパ液が溜まり、それが原因で水腫が発生するのが原因で発症すると言われています。
蝸牛型メニエール病は一般的なメニエール病の前段階とされていて、症状等が比較的軽度であるという特徴があります。
 しかし軽度だからと甘く見て発症に気付きながら放置を続けると、少しずつ症状が重くなって段々と慢性化していきます。
そして最終的には一般的なメニエール病に発展する事が多いので、出来るだけ早めに病院を受診するのが望ましいと言われています。

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 蝸牛型メニエール病を発症した場合に現れる症状としては、キーンという高い音の耳鳴りや低音難聴等が挙げられます。
メニエール病というと一般的には回転性のめまいが起きるとされていますが、蝸牛型メニエール病でめまいが起きる事は少ないです。
  蝸牛型メニエール病は薬物療法が基本で治療薬の効果については、代表的なものとして内耳の血流を改善させる効果のある薬が挙げられます。
薬で内耳の血流循環を改善する事で溜まっているリンパ液を流すので、蝸牛型メニエール病の症状の改善効果を期待する事が出来ます。
それ以外にも高い効果を期待出来るステロイド薬や、必要に応じて精神の安定に効果がある薬等が処方されます。
 こうした様々な効果が期待出来る薬の服用を続ける事で治療を行いますが、その期間については個人差があります。
例えば発症から早い段階で治療を開始すれば高い治療効果が得られるので、治療期間は比較的短くなります。
しかし逆に症状が重くなってからの治療開始だと完治が難しくなるため、ある程度は長い期間が必要となってしまいます。
そのため一概にどのくらいの治療期間になると言いきるのは難しく、数週間程度の期間の場合もあれば年単位の期間が必要になる事もあります。
ただ一般的には早期発見で治療開始が出来れば、だいたい1ヶ月程度の治療期間となる事が多いとされています。

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